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人のいい人は借金しやすい?!Aさん(45歳男性)の過払い金請求した体験談

過払い金は借金で払い過ぎた利息のことで、取り戻せる条件を満たす人はそのお金で借金を減額したり、完済したりすることができます。

Aさん(45歳男性)はとび職人として働いており、年収は550万円です。

Aさんが過払い金請求で借金を完済した体験談を紹介します。

目次

Aさんの借金完済体験談

私は40代半ばのとび職人で、趣味は鉄道の写真を撮ることです。私は過去に離婚を経験し、慰謝料や養育費の支払いで多額の借金を抱えました。毎月の返済額がとても大きく、毎日明日の暮らしが心配で仕方ありませんでした。

ある日、たまたま友人から「過払い金請求」という言葉を聞きました。それがどういうものなのか知らなかった私は、友人から詳しく教えてもらい、早速自分の借入明細を確認することにしました。

すると、私が返済してきた利息は違法な金利であることがわかりました。正直、驚きましたが同時に安心感もありました。当時は借金もですが、仲の良かった同僚に貸したお金を持ち逃げされてしまい、精神的にも追い詰められて死んでしまいたいくらい苦しい状況だったんです。過払い金請求があるかもしれないという事実は、大きな救いになりました。

自分で過払い金請求をするのはむずかしいということで、弁護士に依頼することにしました。そして、返還請求をおこなってもらった結果、膨大な返還金を取り戻すことができました!私は借金を完済し、自分の生活に安心感を取り戻しました。

この経験から、同じように困っている人たちに過払い金請求のことを知ってほしいと思います。裏切られましたし、立ち直れないんじゃないかと思うくらい困難な状況にもおちいりましたが、専門家の力を借りることで、希望を見出すことができたんです。私は前向きに考えて行動すれば、何事も上手くいくことがあるのだということを、この経験から学びました。

過払い金があるか自分で確認するやり方

過払い金があるかどうかまずは自分で確認したいという人は4つの確認事項をチェックしてみてください。

Aさんは自分で借り入れ明細を取り寄せていますが、弁護士や司法書士といった専門家にお願いすればほぼすべての手続きをおこなってくれます。

  • 2010年より前の借金である
  • 借り入れの金利が20%以上である
  • 現在返済中か10年以内に完済した
  • 何度も借金して完済している

2010年より前の借金である

2010年より前に貸金業者からお金を借りたことがある人は、払い過ぎた利息である過払い金が発生している可能性が高いです。

過払い金が発生しているかは、借りた会社がどこで、借り入れをはじめたのはいつかによりちがいます。

消費者金融での過払い金の発生時期の例
アコム2007年6月18日までの借り入れ
プロミス2007年12月19日までの借り入れ
アイフル2007年8月1日までの借り入れ
レイク2007年12月2日までの借り入れ
クレジットカードでの過払い金の発生時期の例
イオン2007年3月10日までの借り入れ
エポス2007年4月15日までの借り入れ
セゾン2007年6月10日までの借り入れ
JCB2005年までの借り入れ

借り入れの金利が20%以上である

借り入れした年月が2010年6月17日までであること加えて、借り入れの金利が20%以上なら過払い金が取り戻せる可能性があります。

過払い金が発生する理由は、法律の改正があいまいだった時に高額な金利で貸し付けていた借金の余分な利息が戻ってくるからです。

借金をしているのにお金が戻ってくるなんて怪しい、という方も年月と金利を確認してみてください。発生している過払い金は自分から請求しないと戻ってきません。

現在返済中か10年以内に完済した

過払い金には、返済もしくは借り入れから10年以上が経過すると取り戻せなくなる時効があります。

2010年より前に借り入れをしている人が返済中ならば過払い金が発生している可能性が高くなります。完済していても過払い金は請求でき、その場合には返済日から10年が経過しているかどうかで請求できる権利がなくなる可能性があります。

何度も借金して完済している

何度も同じ貸金業者から借り入れと返済を繰り返している人は、繰り返しの取り引きが一連のものと扱われます。

一番始めの取り引きが10年より前の取引だとしてもまだ過払い金を取り戻せるチャンスがあるので確認してみるべきです。

複数回の取り引きが一連のものかどうか判断するのは素人には難しいので、司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。

過払い金請求でおこりうるデメリット

過払い金請求でおこりうるデメリットのひとつがブラックリストに載ることです。しかし、Aさんにように過払い金の返還額で借金がなくなればブラックリストには載らないので安心してください。

ブラックリストとは

信用情報機関に載ることを「ブラックリストに載る」といいます。ローンが組みにくくなるなどの不便はありますが、5年ほどでブラックリストの情報は削除され一生ではありません。

また、必ずしもブラックリストに載るわけではありません。

  • 借り入れしている借金が完済している
  • 過払い金請求の返還額で借金の相殺ができる

条件を満たしていればブラックリストに載る心配はなく、載ったとしても一時的なものなので不安を感じる必要はありません。

過払い金のデメリットの詳細は「過払い金請求のメリットとしないと損するデメリットを解説」をご確認ください。

専門家に過払い金請求をお願いすべき理由

手続きをほぼすべて代行してくれる

弁護士や司法書士といった専門家に過払い金請求をお願いすると、過払い金の発生金額を調べる「引き直し計算」や過払い金請求をするたために必要な書類の作成、貸金業者との交渉、裁判の代理出廷といったほぼすべての手続きに対応してくれます。

貸金業者も、専門家が過払い金請求をおこなうとなれば債務者(あなた)にとって不当な交渉や必要な連絡を怠るといったことがなくなり、過払い金請求がスムーズに進みます。

過払い金を多く取り戻せる

専門家が貸金業者と交渉をおこなうことで、多くの過払い金が戻ってくる可能性が高まります。

専門家に過払い金請求を依頼すると費用がかかりますが、戻って来る金額が個人が交渉するより多くなることがほとんどです。自分で過払い金を取り戻すよりも、専門家にお願いした方がお金が多めに残ることがほとんどです。

安心して過払い金請求を依頼できる法律事務所

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